この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
short story
第13章 遥斗先輩とみなみちゃん 後編 / haruto
それからもベッドでイチャイチャしてはセックスするを繰り返し、今夜くらい持つはずのゴムは夕方前には終わってしまった。


どうするか相談して、二人でドラッグストアに買いに行って・・・


「んあっ!!」


帰って来たらまたセックス。


それから夕飯の時間になり、キッチンで料理するみなみにちょっかいを出していた。
が・・・おいたが過ぎて怒られ泣く泣くキッチンから出される。


「遥斗、できたよー」


いじける俺をみなみが呼んだ。
テーブルに並んだ料理は和食で、初めての手料理に感動して泣きそうだ。


「美味しいといいんだけど」


「みなみが作ってくれたんだから美味いだろ・・・いただきます!」


肉じゃがに手を伸ばすと芋が硬い。
でもそんなことも気にせず口に入れると・・・


しょっぱい!!
なんだこれ・・・しょっぱ過ぎる!!


「どう?どう?」


みなみがワクワクしながら聞いてくる。



「・・・美味いよ・・・すげー飯が進むってか・・・何か震える」


しょっぱ過ぎて震えるし、マジで白飯が進む。
一口でご飯一杯食えそうな勢いで食べていると・・・


「じゃあみなみもいただきます!」


同じく肉じゃがに手を伸ばし、口に入れた途端みなみの顔が歪んだ。


「しょっぱい~~」


「そんなこと・・・」


「嘘!震えてるじゃん!!」


「・・・どうしてこうなったんだろうな」


「ちゃんとレシピ通り作ったのに・・・」


肩を落とすみなみが可哀想で震える手で箸を伸ばした。


「無理しないで!体壊しちゃう!!」


「でもせっかくみなみが作ってくれたのに・・・」


「遥斗~~」


どうして・・・何で・・・


謎は深まるばかりだが、その理由は呆気なく分かった。



「お味噌汁もしょっぱい!!」


みなみは泣きそうだ。
煮魚もしょっぱいし唯一しょっぱくないのは市販の漬物だけだ。
漬物が一番しょっぱくないとかどれだけ・・・


「・・・何見て作ったの?」


「レシピアプリだよ!」


みなみがスマホを俺に見せた。
それは素人が投稿するレシピだが、どれも決して奇抜な分量ではなかった。
となると・・・


「みなみ、大さじって?」


「大さじ!これでしょ!?」


キッチンに飛んで行って持ってきたのはお玉だった。
理由・・・これだ・・・





/325ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ