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short story
第13章 遥斗先輩とみなみちゃん 後編 / haruto
「でもいい思い出になるんじゃね?」
「いい思い出かな?」
「忘れられないことは確かだよな」
「・・・意地悪!」
みなみと居るとそれだけで楽しかった。
二人で色んな事を経験して乗り越えて・・・
これから専門学校に通い始めたら新たな出会いがあるのだろう・・・
二人の仲に自信はあるけど心配じゃないとは言い切れない。
「みなみもバイトしようと思うんだ」
「へー・・・どこで?」
「駅前の雑貨屋さんで募集の貼り紙見たの」
「雑貨屋・・・みなみらしいな」
雑貨屋と聞いて心の中でホッとした。
本当はバイト先一つで揺れるくらい心配なんだ・・・
それから夕飯を仕切り直して一緒に食器を洗ってイチャイチャして・・・
風呂にも一緒に入った。
洗い合って泡だらけでふざけて・・・
風呂から出たらみなみの髪を乾かした。
ドライヤーで飛ばされるシャンプーの香りにムラムラする。
白いうなじにムラムラする。
だから後ろから抱きしめて首筋に鼻を埋めた。
「んっ・・・」
「みなみスゲーいい匂い」
抱きしめたまま愛撫して、着たばかりの服を脱がしてまたエッチして・・・
「・・・今日はいっぱいシちゃったね」
ベッドで裸のみなみがグッタリしてる。
「一年半ぶりだしみなみが可愛いし・・・」
腕に乗った頭を撫でながら額にキスをしていると、みなみのスマホがメールを知らせる。
「みなみ」
「ん・・・」
スマホを取ってみなみに渡すと腕の中で怠そうに操作して・・・
見るつもりはないけど目に入るからつい俺も見てしまう。
すると・・・
「お兄ちゃんからメールだ」
「すげー長文・・・」
画面にビッチリ並ぶ文字に俺なら読むのをやめるだろう。
そして実際読む気なんてサラサラないから早くも視線を外していた。
でもみなみは丁寧に読んでいた。
「何だって?」
聞かなくても分かるけど一応聞いてみる。
「卒業おめでとうって、あと高校卒業したら働く子も居るんだからもう子どもじゃないんだとか・・・専門学校でしっかり学びなさいとか・・・あと自分を大事にしなさいとか・・・遥斗に泣かされたらすぐお兄ちゃんに言いなさいとか」
「・・・・・・・・・」
最後の一言は言いにくそうに言った。
「いい思い出かな?」
「忘れられないことは確かだよな」
「・・・意地悪!」
みなみと居るとそれだけで楽しかった。
二人で色んな事を経験して乗り越えて・・・
これから専門学校に通い始めたら新たな出会いがあるのだろう・・・
二人の仲に自信はあるけど心配じゃないとは言い切れない。
「みなみもバイトしようと思うんだ」
「へー・・・どこで?」
「駅前の雑貨屋さんで募集の貼り紙見たの」
「雑貨屋・・・みなみらしいな」
雑貨屋と聞いて心の中でホッとした。
本当はバイト先一つで揺れるくらい心配なんだ・・・
それから夕飯を仕切り直して一緒に食器を洗ってイチャイチャして・・・
風呂にも一緒に入った。
洗い合って泡だらけでふざけて・・・
風呂から出たらみなみの髪を乾かした。
ドライヤーで飛ばされるシャンプーの香りにムラムラする。
白いうなじにムラムラする。
だから後ろから抱きしめて首筋に鼻を埋めた。
「んっ・・・」
「みなみスゲーいい匂い」
抱きしめたまま愛撫して、着たばかりの服を脱がしてまたエッチして・・・
「・・・今日はいっぱいシちゃったね」
ベッドで裸のみなみがグッタリしてる。
「一年半ぶりだしみなみが可愛いし・・・」
腕に乗った頭を撫でながら額にキスをしていると、みなみのスマホがメールを知らせる。
「みなみ」
「ん・・・」
スマホを取ってみなみに渡すと腕の中で怠そうに操作して・・・
見るつもりはないけど目に入るからつい俺も見てしまう。
すると・・・
「お兄ちゃんからメールだ」
「すげー長文・・・」
画面にビッチリ並ぶ文字に俺なら読むのをやめるだろう。
そして実際読む気なんてサラサラないから早くも視線を外していた。
でもみなみは丁寧に読んでいた。
「何だって?」
聞かなくても分かるけど一応聞いてみる。
「卒業おめでとうって、あと高校卒業したら働く子も居るんだからもう子どもじゃないんだとか・・・専門学校でしっかり学びなさいとか・・・あと自分を大事にしなさいとか・・・遥斗に泣かされたらすぐお兄ちゃんに言いなさいとか」
「・・・・・・・・・」
最後の一言は言いにくそうに言った。