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short story
第14章 遥斗先輩とみなみちゃん 後日談 / haruto

「俺の気持ちはずっと変わらないよ」
「・・・うん」
みなみは不安げなまま頷いて、切り替えるよう笑った。
「そういえば約束したよな、卒業したら結婚しようって」
「あの時はすごく未来に思えたけど・・・結構すぐ経っちゃうもんだね」
みなみはどこか他人事みたいで俺の決意には全く気づいていない。
結局また俺だけが緊張して、でもそれが俺たちらしくて可笑しくも思えた。
「うん、けどさ・・・俺の気持ちはあの頃から変わらなくて・・・むしろみなみがどんどん大事になっていって・・・もうみなみの居ない人生は考えられないってか・・・」
「・・・みなみもだよ」
「うん、だからさ・・・」
ドキン、ドキンと心臓が高鳴ってポケットの指輪を手にスタンバイ。
一世一代のプロポーズに深呼吸する辺りは俺も純情なのかもしれない。
「みなみ」
「うん」
「・・・結婚・・・してください、卒業したらすぐ」
みなみは不思議そうな顔で俺を見ている。
左手を取って薬指にダイヤのリングをはめると今度はそのまま指輪を見ていた。
「これ・・・ダイヤモンド?」
「うん」
「えっ・・・何で?えっ・・・結婚?・・・・・・えっ!?」
やっと状況を理解して口元を手で覆い俺を見る。
「こんなに早く?」
「嫌・・・?」
「そうじゃなくて、そうじゃなくて・・・・・・どうしよう・・・嬉しい・・・」
みなみの言葉にやっと肩の力が抜けた。
「でもいいの?こんなにすぐ決めちゃっていいの?社会人になったら素敵な人とか居るかもよ?」
「だから・・・どんなに素敵な人が居たとしてもみなみ以上の人は居ないって。だから結婚しよう?」
「・・・・・・・・・」
みなみは黙って涙を流し、コクンと頷いた。
「はい・・・よろしくお願いします」
その返事に思わずみなみを抱きしめる。
俺の胸でみなみは泣いて、みなみがすごく愛しかった。
「良かった・・・結構緊張したんだぜ」
「・・・指輪、遥斗が選んでくれたの?」
「そう、前ペアリング買った時にサイズ気にしてて良かった」
「・・・すごい可愛い・・・嬉しい・・・遥斗大好き」
「・・・うん」
みなみは不安げなまま頷いて、切り替えるよう笑った。
「そういえば約束したよな、卒業したら結婚しようって」
「あの時はすごく未来に思えたけど・・・結構すぐ経っちゃうもんだね」
みなみはどこか他人事みたいで俺の決意には全く気づいていない。
結局また俺だけが緊張して、でもそれが俺たちらしくて可笑しくも思えた。
「うん、けどさ・・・俺の気持ちはあの頃から変わらなくて・・・むしろみなみがどんどん大事になっていって・・・もうみなみの居ない人生は考えられないってか・・・」
「・・・みなみもだよ」
「うん、だからさ・・・」
ドキン、ドキンと心臓が高鳴ってポケットの指輪を手にスタンバイ。
一世一代のプロポーズに深呼吸する辺りは俺も純情なのかもしれない。
「みなみ」
「うん」
「・・・結婚・・・してください、卒業したらすぐ」
みなみは不思議そうな顔で俺を見ている。
左手を取って薬指にダイヤのリングをはめると今度はそのまま指輪を見ていた。
「これ・・・ダイヤモンド?」
「うん」
「えっ・・・何で?えっ・・・結婚?・・・・・・えっ!?」
やっと状況を理解して口元を手で覆い俺を見る。
「こんなに早く?」
「嫌・・・?」
「そうじゃなくて、そうじゃなくて・・・・・・どうしよう・・・嬉しい・・・」
みなみの言葉にやっと肩の力が抜けた。
「でもいいの?こんなにすぐ決めちゃっていいの?社会人になったら素敵な人とか居るかもよ?」
「だから・・・どんなに素敵な人が居たとしてもみなみ以上の人は居ないって。だから結婚しよう?」
「・・・・・・・・・」
みなみは黙って涙を流し、コクンと頷いた。
「はい・・・よろしくお願いします」
その返事に思わずみなみを抱きしめる。
俺の胸でみなみは泣いて、みなみがすごく愛しかった。
「良かった・・・結構緊張したんだぜ」
「・・・指輪、遥斗が選んでくれたの?」
「そう、前ペアリング買った時にサイズ気にしてて良かった」
「・・・すごい可愛い・・・嬉しい・・・遥斗大好き」

