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第6章 ノスタルジックオレンジ／ haruto

そこを守るべき毛がない。
そう、子供のようにツルツルなのだ。


｢えっ･･･何で？｣


｢邪魔だから｣


｢･････････｣


｢何するにも邪魔でしょ？こういう時だって･･･｣


｢･････････｣


これにはさすがの俺もびっくりした。
そんな俺を見て日和さんがクスリと笑う。


｢こういうの初めて見た？｣


素直に頷くと日和さんが俺を寝かせ、顔の上を跨いだ。


｢はい｣


｢――――ッ！！｣


｢見ていいよ｣


無毛なそこは全てがよく見えた。
ゆっくりと手を伸ばしそこに触れる。
女のそこなんて初めて見たわけじゃないのに初めて見た時のように血が沸き上がる。
物珍しく触れていたそこが潤みだし、気づけば夢中で舐めていた。


｢ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！！！！｣


ガクガク震えながら日和さんが悶える。
秘部を見せ付けるように背を反らせ、後ろ手に俺の脚に手をつき感じるまま日和さんが叫ぶ。


それは素直な反応だと思った。
自分を飾らない、欲望に忠実な女の反応･･･
俺の下半身も痛いくらい反応している。


日和さんと体勢を入れ替え彼女の口元に俺を持って行くと、日和さんが愛しそうに舐めてくれた。
それが余りに気持ち良くて･･･


負けまいと舌と指で応戦する。
彼女は何度かイき、俺から離れるとクローゼットからコンドームを取り出した。


｢避妊だけはしてね｣


そして俺に着けてくれる。
日和さんの腰を支え俺の上に誘うと、彼女は慣れたように動き出す。
揺れる胸と細い腰、サバけた彼女の出す女の声が俺を狂わせる。


体勢を何度も入れ替え無我夢中で交じりあった。
元来の強さと日和さんのエロさにその日はありえない数の避妊具を消費し、疲れ果てた俺たちは泥のように眠った。