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第3章 女子会の復讐

圭子にもられた薬で眠らされた小林専務は、でっぷりと太ったメタボの中年体型に白いランニングシャツと白と青の縦じまのトランクス、そして黒い靴下をはいた、なんとも情けない姿で手と足を拘束されて立たされている。

ランニングにデカパンに靴下。

確かにこれは辛島先輩が言うように男の人にとってはとてもザンネンな姿だ。

そして、まだ薬が効いていて寝ているために、だらしなく前のめりになった身体の全体重が天井から伸びる鎖につながれた腕に掛かっていて、なんともその見た目が痛々しい。

「サッ、始めるわよ。女、辛島曜子。一世一代の大勝負」

辛島先輩はそう言うと、自分の着ているビジネス・スーツをサッ、サッと早いスピードで脱ぎ始めた。

言葉もなく目を丸くする私達。

そんな短い間に辛島先輩は着ているものを脱ぎ棄てて、下着姿になってしまったのだ。