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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第20章 飛翔する鳥
「ソン、これを」
 キョンシルは文机の引き出しから、小さな巾着を出した。
「これは?」
 ソンが眼を細めると、キョンシルは微笑った。
「鏡よ」
「鏡?」
 ソンがますます訝しそうな顔になる。
 キョンシルが巾着から鏡を取り出すやいなや、笑顔になった。
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