この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第15章 心のありか
 シヨンと名乗った女は哀しげに微笑んだ。
「では、トスおじさんが仏像を彫るのは―」
 キョンシルは皆まで言えなかった。
「亡くなったチョンスの供養だと思います」
 シヨンの消え入りそうな声が続く。
 トスの拵える観音像は、海辺の寺の本尊に似ていた。小さな木彫りの仏像を彫りながら、彼の心にはいつもあの泣いている表情をした観音仏が浮かんでいたのだろうか。
「私はそのときの出来事が原因だったのかどうかは判りませんが、その日の夜に産気づいてしまいました」
/1719ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ