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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第17章 出逢いはある日、突然に
「どうかしたんですか?」
「いや、大事ない。少し右肩を痛めたようだ」
キョンシルは可愛らしい面を曇らせた。
「骨が折れてなきゃ良いけど。若さま(トルニム)、さっきの大男は火龍って呼ばれていて、大道芸人の一座にいるんですよ。力自慢をウリにしてて、相撲大会ではいつも誰にも負けたことがないわ。そんな強力を相手に真っ向から闘うなんて無謀です」
「さりながら、私が助けなければ、私の代わりにあの子が同じ目に遭っていた」
「いや、大事ない。少し右肩を痛めたようだ」
キョンシルは可愛らしい面を曇らせた。
「骨が折れてなきゃ良いけど。若さま(トルニム)、さっきの大男は火龍って呼ばれていて、大道芸人の一座にいるんですよ。力自慢をウリにしてて、相撲大会ではいつも誰にも負けたことがないわ。そんな強力を相手に真っ向から闘うなんて無謀です」
「さりながら、私が助けなければ、私の代わりにあの子が同じ目に遭っていた」