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あなたとの『愛』の続きを
第6章 立ちはだかる障害
「風呂、入るだろ?」
肩からタオルをかけ、顔だけ出す彼。
「うんっ!」
そう頷くと彼は手だけをこちらに出し
手招きをした。
「 俺のシャツでも着ろ。
どうせ、洗う。」
その声がして私は蓮のシャツを羽織り
浴室へと向かった。
浴室の扉を開けると…
ホテルのような広いお風呂。
黒のタイルに白のバスタブがオシャレだった。
「来い。」
すでに浸かっている彼に手招きされ
私は掛け湯をしてから中へと入る。
2人で入っても、楽々も足が伸ばせる。
蓮はそっと私の後ろに回り
手を回した。
「…蓮さんっ…」
「ん?」
「恥ずかしい…」
「さっき、隅々まで見たから隠す必要はないだろ?」
回された手は私のお腹の辺りで
力強く私を抱きしめた。
首筋に埋められた顔が近過ぎて…
顔が火照る…。
…私…この人と…繋がったんだ…
そう思うと、思わず笑みが溢れた。