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あなたとの『愛』の続きを
第6章 立ちはだかる障害
「おはようございます…」
一度家に帰り、着替えた私は
仕事へと出勤した。
「おはよう。葵。
…昨日、大丈夫だった?」
「えっ?」
「奈央君、送ってくれたんでしょう?」
「あっ…うん。大丈夫だったよ。」
椅子に座るとズキっと下半身が僅かに痛んだ。
この痛みを感じる度…昨夜のことを思い出す。
「葵ちゃん、なんかあった?」
横から京香さんが覗き込む。
「なんか可愛い…」
口元に手を当てて、ふーん。と考えている。
「まさか…」
その言葉にドキッとした。
「奈央君としたんじゃないでしょうね?!」
「〜〜〜っ!!!まさかっ!」
全否定する私に京香さんは面白そうに笑っている。
8時半になり、受付が開き
朝から待っていた患者の人が入ってくる。
…私はその中に見つけてしまった。
今朝のあの人を…