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あなたとの『愛』の続きを
第3章 あなたがヒーロー?
タオルでその髪をワシャワシャと拭きながら
彼は私の隣へと腰を下ろした。
そして、またタバコに火をつけようとして
…やめた。
ふとこちらに視線を向け
「タバコの煙は…平気か?」
と聞いた。
私が頷くと、火をつけ、
大きく煙を吐き出した。
まだテレビはつまらないニュースが流れている。
…隣のこの人がバラエティー番組を見る様な
人には見えないし…
沈黙が流れる。
彼はタバコを吸いながら、
タブレットを、操作してなにやら難しい顔をしている。
そして、タバコを消し…タブレットもテーブルへと置いた。
しばしの沈黙の後、彼がこちらへと向きを変え…
あっという間に私の後頭部へと手を回し
私の唇へ自分の唇を重ねた。
…んんーーー!
あまりの驚きで目を見開くと
離れた彼が、舌打ちをする。
「お前…キスするときくらい目を閉じろ…
初めてじゃねぇ……だろ……おい。
何故…泣く。」
「……っ。私…」
ファーストキスも…二度目のキスも…
好きな人とは程遠い…
夢見ていたものとは…程遠い。
彼は私の隣へと腰を下ろした。
そして、またタバコに火をつけようとして
…やめた。
ふとこちらに視線を向け
「タバコの煙は…平気か?」
と聞いた。
私が頷くと、火をつけ、
大きく煙を吐き出した。
まだテレビはつまらないニュースが流れている。
…隣のこの人がバラエティー番組を見る様な
人には見えないし…
沈黙が流れる。
彼はタバコを吸いながら、
タブレットを、操作してなにやら難しい顔をしている。
そして、タバコを消し…タブレットもテーブルへと置いた。
しばしの沈黙の後、彼がこちらへと向きを変え…
あっという間に私の後頭部へと手を回し
私の唇へ自分の唇を重ねた。
…んんーーー!
あまりの驚きで目を見開くと
離れた彼が、舌打ちをする。
「お前…キスするときくらい目を閉じろ…
初めてじゃねぇ……だろ……おい。
何故…泣く。」
「……っ。私…」
ファーストキスも…二度目のキスも…
好きな人とは程遠い…
夢見ていたものとは…程遠い。