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第1章 日本酒と愛しい貴方と

あぁ‥、彼は美味しいものは最後に食べるタイプだったわ‥。



そんなことを考えつつ、私の中の貴教さんはその花弁に向かって啄むようなキスをしながら、上目遣いで私のことを ーー‥。



艶っぽい瞳で射すくめられ、強引に左右に脚を開かれて。カエルみたいな格好の私。



嫌っ、こんなの恥ずかしすぎるわ。



子供みたいに嫌々をして、体をくねらせ逃げようとするけれど。



ごつごつとした彼の力強い手に抑えこまれて動けない。


『 ふっ、乃里子は恥ずかしいのか好きだもんな。』



そう言って貴教さんは淫らな微笑みを浮かべて。



『ショーツ越しに乃里子の貝がビクビクしている。嫌らしいおつゆがたくさんでて。』



ダメ‥。そんなこと言わないで。



貴教さんの舌が私のふとももを舐めあげ、足の付け根の辺りで、止まる。



「 嫌、見ちゃダメ‥。見ないで。」



私の指は私の中で貴教さんの舌になり、指になり、あれになる。



頭の中では、ぴちゃぴちゃと、猫がミルクを舐め飲むように貴教さんが私の蜜を舐めとって。


私の指は花弁のビラビラを挟みながら、奥に指を差し入れて。動じに悪戯に親指が少し上の敏感な膨らみを
抜き差しする動きに合わせて淫らに擦る。



「 あ、‥あっ、あぁ‥ぁんっ‼貴教さぁ‥！」


私の体は大きくのけ反り、足が突っ張り、腰が床から浮いて。