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万華鏡
第1章 日本酒と愛しい貴方と

ーー その時。



「 乃里子。」



ーー !!!



体はジュクジュクと疼いて熱くなったまま ‥‥。


頭だけ廊下へと続く入口の方へ向ければ、スーツに包まれた足が見え‥て。



「 ‥‥うそっ!!やぁぁぁぁ////!!!」



脱ぎ散らかしたパジャマで体を隠した。


床を歩いて近付いて来る気配を感じる ー‥。




「 ふふ。いい眺めだ。」




貴教さんのその言葉‥に。



恥ずかしすぎて貴教さんの顔が私は顔が見れずに。ぎゅっと目を閉じる。




ーー 自分でシテルとこ‥ 見られてしまった‥。



‥でも。恥ずかしいのに体の芯が疼く。



陰口がジュンとして。
蜜が滲み出てくるのがわかって ーー‥。



「 自分でしてたの? 気持ち良さそうな顔して。
さっきから俺の名前呼びながら、‥‥そこ。弄ってたね。」


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