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ピンクの扉
第17章 第三部 序章

「私からもお願いします」

会長に同伴してきた中年男が頭を下げました。

「失礼ですが、あなたは?」

私が男に訪ねると、

「あ、こりゃ名乗るのが遅くなりました
私、お嬢さんが通学している高校で
校長をさせていただいている木下と申します」

男はそう言って名刺を取り出すと
丁寧に私に手渡してくれました。


「教師達もPTAの係をする先生が少なくてね
あなたのような素敵なお母さんが参加してくれると
男性教師は単純なので
多くの先生方が参加してくれると思うのですよ」

校長はそう言うと気持ち悪い笑みを私に送ってきました。


「でも…」

私が渋っていると

「あれま!懐かしい箱が置いてある」と
校長の木下は素頓狂な声を張り上げました。

私は彼の目線を追うように
同じ方向に目をやりました。

そこには…


「これ、このOKマークは
明るい家族計画の例のマークですよね?
いや、うちもね私が若い頃は箱買いしてたものです」

いやあ~懐かしいなあと言いながら
木下校長は箱を確かめようかとばかりに
席を立とうとします。

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