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ピンクの扉
第17章 第三部 序章

「私は洗濯をするから桃子さんは手当てをお願いね」

PTA会長さんはそう言い残すと脱衣室へと消えました。


「すいませんねえ、よろしくお願いしますよ」

そう言うと校長先生はソファにごろりと横になりました。

「そ、それじゃあ失礼します」

私は顔を背けながら
校長先生の鼠径部にタオルを乗せました。

「ああ、そこじゃありません。
もっと良く見て手当てしてくださいな」

そう言われたら顔を背けるわけにはいきません。
それにコーヒーをこぼしたのは私の不注意なんですから
どうしても負い目があります。

私は仕方なく校長先生の股間に目をやりました。


「ヒッ!?」

びっくりして小さな悲鳴をあげてしまいました。

だって…だって、校長先生ったら…
勃起させているんですもの!!


「さあさ、手当てをお願いしますよ」

校長先生は私の手をとり
ペニスを握らそうとするんです!

「な、なにを?!」

私は逃げようとしましたが男の力にはかないません。

「手当てしてくれるんでしょ?
硬くなったソコが一番コーヒーがかかった気がするんですよ」

だから、やけどしていないかしっかり確めてくださいよ
そう言ってトランクスを膝まで下ろしちゃったんです。


どうしたらいいのかしら…

困っていると「あなた達、何をなさっているの!?」と
PTA会長さんが脱衣室から戻ってきて
二人の状況を見て大きな声を出しました。

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