この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
英里を調教
第15章 エクストラ・ストーリー1 英里の初めてのアルバイト
 橘は「しばらくよろしくね」と藤井に言い、レジの裏にある扉を開け、事務所兼倉庫に使っている部屋へと英里を案内した。
 そのたった数歩の距離が、英里にとって絶望的に遠かった。
 バイブが抜けないように、静かに歩く。
 歩いた振動が刺激として伝わり、思わず漏れそうになる声を、唇を噛み締めて押し殺す。

 橘が帰ってくる前に藤井を説得して抜いてもらうつもりだった。
 なのに、その前に橘が帰ってきてしまった。
 そして、事務所に連れて行かれている。

 英里は、何も打開策を見つけられぬまま、それに従うしかなかった。
 藤井はニヤニヤと見送りながら、小さな声で「あのおじさん、ずっとお前の透けてるブラとか見てたぞ」と言った。

 すすめられてソファに座ったのが間違いだった。
 立っていられなくて、お茶をもらうのに立ったままというのも不自然だったし、つい座ってしまった。
 なるべく浅く座る。上手くバイブやお尻の角度を調整出来て、なんとか気付かれずに座れたとは思う。

 けど、これって…

 座った結果、より強く奥まで振動が伝わるようになり、英里はそれから身を守るので手一杯だった。
 お尻のバイブの角度が変わって、また違う感覚…
 お尻の奥と、割れ目のより近くに振動が伝わる。
 そんな英里にお茶の入ったマグカップを渡しながら、先ほどよりも広く開いている胸元を、橘は覗き込んでいる。
 
 橘は、善良な人間だ。
 人が良すぎて、女性に声をかけることも出来ず、四十代になる今まで、ほとんど女性経験がない。あるといえば、月に一度の風俗くらいだ。
 そんな橘だから、バイトで来る女子高生とあわよくば、という思いもあったかもしれない。

 もしも、この子が本当に体調が悪いのならば、早く帰らせてあげないと。
 いや、休むように言って二階に上げ、そこで寝た隙に悪戯が出来るかもしれない。

 橘が考えられるのは、せいぜいそこまで。レイプしてまで、とはとても考え付かない。
 しかも、到底実行に移せない自分をよく知っている。
/170ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ