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英里を調教
第15章 エクストラ・ストーリー1 英里の初めてのアルバイト
「英里ちゃん、大丈夫かい? 熱でもあるんじゃないか?」

 そう言っておでこに向けられる手。

 だめっ! 今、体に触られたら…!
 
 そう思った英里は再び過剰な反応をしてしまった。
 ただし、体の隅々までコントロール出来ていない。

 大丈夫です、と言って体を引くつもりが、支える手に力が入らず、ぱたり、とソファに上半身が崩れてしまった。
 ソファに寝そべるような姿勢になり、その時に足が上がって、スカートが捲れてしまう。

 橘の目は、釘付けになった。

 乱れたスカートから見える黄色い下着。
 寝そべった胸元から透けて見える乳首。

 英里が座っていたところは、何かで濡れている。

 そして、あれは何だ?
 下着がおかしな形に膨れ上がっている。
 かすかに振動する音も聞こえる。

「み、見ないで…」

 力なく言う英里。体を起こす力もないように、もがいても腕が折れてしまう。

 橘は不思議な股間の出っ張りに手を伸ばす。
 手が触れると、英里が「う…」と小さく唸った。
 慌てて手を離すも、それが何か理解したか、もう一度触れてみる。

「…いや…触らないで…」

 今度は手を離すことなく、先端を持って、左右に揺すってみる。
 それを覆う英里の下着は、ぐっしょりと濡れていた。

「あっ…んんっ!」

 自分の手の動きに女子高生が喘いでいる。
 それが興奮を高めた。
 理性が消え、欲望が湧き上がってくるのを自覚できるほど、橘の股間は熱くなった。

「英里ちゃん、君…」
「やっだめ…動かしちゃ…んんっ!」
「君はこんな子だったのか…」
「ち、違…あん…あっあぁ…!」

 そっと店の様子をうかがうと、都合よく数組の客が入っていて、それぞれに接客したり、顔見知りでもいたか話し込んだり、藤井がこちらに入ってくる気配はない。
 普段なら張り切って自分も店に出るところだが、今は目の前にある、女子高生の痴態に意識が行く。

「下着をこんなに濡らして」

 橘は英里の、濡れて色の変わった下着を無造作に引き抜く。
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