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英里を調教
第16章 エクストラ・ストーリー2 高一の夏 英里の初体験
 座椅子に座った達也の足の間に招かれて、背中を預けるように英里も座る。
 達也の手が後ろから英里のお腹の当たりに回され、抱きしめられて体をくっつけたまま、キスをした。
 長い長いキスで、舌を入れられて、体を固くする英里の口の中を、達也の舌は時間をかけて味わう。

「ん…達也…宿題は?」
「後でちゃんとするよ」

 そう言って、もう一度唇を重ねる。
 お腹に回された腕が上にずれてきて、下から持ち上げるように、達也の肘から上が胸に当たる。
 そのまま手のひらが、遠慮がちに胸を包む。

「達也…だめ」
「英里、お願い。少しだけ」
「…まだ早いよ。私達まだ一年生だよ」
「少しだけ、お願い」

 英里の胸を包み込むように当てられた達也の手、ゆっくり握りこむように、力が込められる。
 ゆっくり静かに、でも確実に、その手は英里の胸を揉む。

「いや、達也…やだ」

 抗議する口をまた塞がれ、舌が絡み付いてくる。
 ブラウスの上から乳首を見つけた指が、そこを擦るように動く。
 ピクっと体が反応する。

「ねえ…どうしてもするの?」
「したい」
「じゃあ…服の上からだけなら…いいよ」
「うん。わかった」

 今度は遠慮なく、達也の手は英里の胸を揉む。
 揉んで離し、手のひらで包み込んでまわすように感触を確かめ、乳首をつねる。

「ん…痛いよ…そんなに強く触らないで…」

 英里は恥ずかしさからか、顔を真っ赤にしている。
 うっすらとたまった涙が、目を閉じたときに瞼の縁から浮かび上がる。

「も、もう終わり…達也…」
「もうちょっとだけ」

 後ろから、体を預けるように達也の手が前に伸びる。
 両手が英里の太ももの内側に触れる。
 その手は太ももを何度も往復し、下着のラインギリギリまで進む。

 何度目かの往復の際に、偶然のように親指が下着の上から割れ目に触れる。
 または離れて太ももの上を滑り、何度かの往復の中でまた割れ目に。
 離れては触れ、どんどんその間隔が短くなり、ついにはっきりと分かるくらいに、指がそこを刺激する。
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