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英里を調教
第18章 エクストラ・ストーリー4 おじさんの家で
 新堂は女好きゆえに、離婚している。
 結婚しても浮気を繰り返す新堂に、妻は愛想を尽かして出て行った。

 それからは、出会い系サイトや風俗で女遊びを続けている。
 離婚してからはむしろ歯止めが利かなくなった。
 
 広い家に一人で住む新堂は、キャンプに来た女性客に部屋を提供する代わりに体を頂いている。
 出会い系で知り合った女をキャンプやバーベキューに誘い、泊めたりもしている。
 そうやって、仕事と趣味を両立させつつ、安く女遊びを済ませ、性欲を満足させている。

 ただ、女子高生との経験はなかった。
 新堂の性癖として、大人の女性よりも、高校生くらいのほうが好みに近い。
 
 なんとかして、英里を犯してみたい。

 新堂はそう思った。

 英里の母親がお茶を運んできて、英里を含めて三人で談笑をするうちに、英里の受験の話になった。

「そうか、もう受験か」
「はい」
「勉強進んでる?」
「まあ、頑張ってます」

 母親が、もうちょっと集中しなきゃね。なんかそわそわしてるよね、と混ぜ返す。

「集中? 何かで気が散っちゃうの?」
「はい、まあ…」

 勉強に集中できない理由など、到底説明出来ないが、そんな英里の困惑をよそに、新堂はあることを考えた。

「じゃあさ、何日かうちに泊まってみるかい? 静かだし、気分転換になって勉強もはかどるかもよ」

 母親が賛成したこともあり、環境を変えたいと思う英里も、その提案を受けた。
 新堂が密かに舌なめずりをしているとも知らずに。

 新堂の車の助手席に座る英里は、少し居心地の悪さを覚えた。

 新堂の視線が、何か気になる、ような気がする。

 あれこれと話しかけてくる新堂だが、チラチラとミニスカートから伸びる太ももを見られているような気がする。

 久しぶりに会うから戸惑って、そう感じてしまうだけだろうか。
 それとも、辱しめ続けられた自分の体の感覚が、そう感じさせるのだろうか。

 新堂は、車の中に満たされた清潔な女子高生の匂いに、さらに高まる性欲を感じていた。

 
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