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英里を調教
第18章 エクストラ・ストーリー4 おじさんの家で
 そして、英里はその快感に押し流された。
 数日間絶えていた、その快感が溢れた。

「あっ…! ああっ! イく…だめ、おじさん! イ…っちゃう…!」

 股間から溢れるもので、履いたままの下着をぐっしょり濡らして、英里は果てた。
 嫌悪を感じていたはずなのに、「イく」と叫びながら。

 新堂は手首までを英里からのもので濡らし、興奮からか荒い息を吐いた。

「こんなに濡らしちゃって。でも部屋汚してもいいって言ったからね」

 英里の下着を脱がせて、ベッドの下に放り投げる。
 いやいや、と力なく抵抗する英里の上半身を起こし、Tシャツも脱がせた。

 英里の体をよく見ようと、新堂は部屋の明かりを付ける。
 英里は裸の体をタオルケットに包み、壁に向かって体を丸めている。

 タオルケットに隠しきれなかった背中や太もも。肩越しに涙を流してこちらを見つめる顔。
 それらが犯された後の悲壮感を漂わせていて、よりいっそうの興奮を呼び起こさせる。

「一人だけ気持ちよくなっちゃだめじゃないか。今度はおじさんも気持ちよくさせてもらうよ」

 言いながら英里のタオルケットを剥ぎ取り、顔に勃起したものを押し付ける。
 すでに先端を濡らす先走りの液が、きつく口を閉じた英里の顔を汚す。

 鼻をつままれ息苦しくなって口を開いた瞬間に、それは侵入してきた。

 壁に背中を付けて逃げ場のない英里は、苦しそうな顔でそれを咥えている。

 舌が動く。
 口の中いっぱいにあるそれの、先端の周囲をなぞるように。

 この息苦しさから逃れるためには新堂を満足させるしかない。
 もし口で満足してくれたら、最悪の事態は避けられる。

 これをもっと気持ちよくさせられたら、その後で自分はもっと気持ちよくさせてもらえる。

 ふたつの思考が英里の中で交差して、英里は無意識に舌を動かす。
 嫌悪感は残ったまま、苦しそうな顔で。
 この後に訪れる快感に期待して、丁寧な舌使いで。
 
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