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英里を調教
第19章 エクストラ・ストーリー5 体育教師の身体検査
 覚悟を決めたか、英里は夏服のブラウスの首元を飾る、赤い細いリボンを解く。
 じっと見つめる佐上の視線を感じながら、ブラウスのボタンをひとつずつ外していく。

 前が開いたブラウスから、少し日焼けした英里の肌が見える。

 …もう少しだ。もう少しであの肌を味わえる。

 内心の昂ぶりを悟られないように、佐上は煙草に火を付けた。

「立って脱げ。よく見えるようにするんだぞ」

 ボタンが全部開いたブラウスの隙間から、ブラジャーが見える。
 
 薄いピンクのシンプルな下着に、佐上はこっそりと溜め息を漏らす。
 清純そうな英里にいかにも似合う、シンプルな可愛らしいブラジャー。

 思い切ったように下ろしたスカートの中、大事なところを包む下着もお揃いで、その子供っぽい下着と、サイトで見た乱れた姿のギャップが否応にも性欲を掻き立てる。

 ブラウスも脱ぎ、下着姿になった英里は、そこで手を止めてしまった。
 羞恥心と嫌悪感が手の動きを止めている。

「脱げないのか?」

 佐上に睨み付けられて、英里は気持ちが折れていく。
 イライラとした仕草で煙草を、揉み消した。

 あんなに怖い目で…
 なんで私がこんな目に…

 サイトのことを知らない英里は、教師の前で脱がなくてはいけない恥ずかしさと情けなさ、嫌さで涙を流した。

 視線の圧力に耐え切れず、ブラジャーを外す。
 だが、胸を隠す手をどけることが、どうしても出来ない。

「それじゃ見えないぞ。よく見せてみろ」

 無言で首を振る英里に、焦れた佐上が手を伸ばす。
 胸を隠している手を強引に引き離す。

「…いや」

 弱々しい声を上げる英里にかまわず、佐上はまじまじと、その胸を凝視する。

 綺麗な胸だ。
 手のひらに包み込むのに、程よい大きさ。
 日焼けしていない胸は、色が白く、薄く血管が透けて見える。

 日々の責めのせいで乳首は少し黒ずんできたが、まだ綺麗なピンク色を保っている。
 じっと見られて興奮したか、ピンと尖っている。

 近くまで顔を寄せると、息が乳首にかかったか、英里は体をピクっと震わせた。
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