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英里を調教
第7章 夏の出来事 ~英里の目線~
 頭を押さえられ強引に奥まで入ってくるものが、喉の奥をふさいで息苦しい。
 両手にも他の二人のを握らされ、喉の奥まで圧迫してくるものの根元に手を添えることも出来ず、ただ口の中を掻き回された。
 そのうちに口の中に入ってくるのが別の人のに代って、両手は相変わらずひとつずつ握ったまま、息苦しくなった私はこの後に訪れる、気持ちのいい瞬間を思い、我を忘れそうになる。

 舌を先端の割れ目に差し入れ、カリをなぞるように舌を這わせる。
 そのまま裏筋を何度か往復し、袋に舌を伸ばして、玉を口に含む。

 気が付けば私の舌は息苦しさの中、達也に教えてもらった動きをしていた。

「おい、袋まで舐めたよ」
「な、こいつエロいだろ」
「交代しろって。こっち舐めろ」

 代わる代わる口の中に侵入してくるそれがもたらす、快感の予感を私は必死に振り払う。

 もし、これが私の中に入ってきたら…

 だめ、そんなこと考えちゃだめ!

 私は必死に理性を呼び起こし、なんとか耐える。

 おい、これってレイプだよな。超興奮する。
 クセになりそう、嫌がる女の顔、最高。

 男の子達のそんな声がぼんやりと聞こえる。

 口の中に生暖かいものが出され、次のものが口の中に入ってくる。
 胸を揉まれ、下半身も同時に水着の脇から指が入ってくる。

 ピリピリと、気持ちのいい波が襲ってきて、それに必死で抵抗していたら、もう体に何をされているのか分からなくなってきて、でも手は必死で何かを押さえていて、その間に顔に何かかかり、力を込めて耐えていた理性が決壊しそうになって、反射的に大きく息を吸って私が目を開けた瞬間、白いものが飛んできて、口の中と顔を汚した。

 ただぼんやりと、精液をかけられたのだと思い、終った、これで帰れる、と思った私を、三人の男の子はまだ許してくれなかった。
 いつの間にか水着は脱がされ、裸の体中を舐められた。
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