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英里を調教
第11章 本気のレイプ
 オレは男に連絡を取り、英里の出演をOKした。
 理由は、示された金額が、金欠の学生にとってあまりにも魅力あるものだったこと。
 そしてもうひとつは、もちろん、英里を辱しめたいから、だ。

 オレはデートのふりで、英里を撮影スタジオに連れ込んだ。

 脚本は、小説の内容を少し修正し、オレや志穂さんの役がいないかわりに、たまたま知り合った、女に飢えた小説サークルの男四人にレイプされ、写真を撮られた上にハメ撮りされてしまうというもの。

 アダルトビデオの撮影と知って、英里は激しく抵抗したが、これは一般には流出しない作品だということを教え、さらに終るまで帰らせない、もし撮らないならオレが撮った写真や動画をかわりに近所や学校にばら撒く、と言うと、ようやく大人しくなった。

 あの旅館のと同じような地味な浴衣に着替え、男優四人に囲まれ、撮影は始まった。

 さすがに本気で嫌だったか、必死で抵抗していた英里だったが、男四人に組み伏せられ、裸にされ攻められると、喘ぎ声を漏らしながら感じはじめ、何度も絶頂した。

 現場で見学していたオレも、もちろん自分のものを大きくしてしまい、撮影待ちの女優さんに笑われてしまった。


 オレはプロデューサーに呼ばれた。

「ありがとう、おかげでいいものが撮れたよ。彼女かわいいね」
「はあ、どうも」
「これはこれで、いいものが撮れたんだけどね」
「どうかしたんですか?」
「いやね、レイプものが撮りたかったんだけど、彼女さん、感じすぎちゃってね」
「はあ」
「いつもこうなの?」
「そうですね。いつもこんな感じです」
「そうなんだ…これはこれでいい商品になるし、まあいいか」

 そこに監督さんもやってきた。
 いいものが撮れた、と満足そうだったけど、やっぱり少し、プロデューサーと同じ気持ちだったらしい。

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