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アンバランスなsweet
第3章 秘密
「 いくぞ、デカ女。」
今日何回デカ女って言ったかな?こいつ‥。
「 ‥‥ 私には紫乃って言う名前がちゃんとあるんだけど。」
‥ 私の呟きは届かないまま。
小柄でリスみたいな里花さんに続いて、チビ男‥。もとい、『マコト』くんが歩き、私もその後について行く。
「おっ、やっと来たな!まこと!」
「「紫乃ちゃーん!お疲れさま~ぁ!!」」
既にいい感じに酔っぱらっている皆に迎えられて。
「紫乃さぁ~ん、こっちこっち。」
にゃは~ん!と酔っぱらってい未希ちゃんが、手招きしているから、その隣に座った。
まずは、ビールでいい?っていう、里花さんの声にうん、と答えた。
‥そして。
里花さんの隣でどっしり腰を据えてニコニコしている彼の存在を意識する。
‥‥里花さんの旦那様の勲さん(いさお)こと、通称、熊さんの姿を目で追ってしまうのだ。
熊さんは、縦にも横にも大きくて。豪快で、太陽みたいに周りを暖かい気持ちにさせる素敵なひと。
ーー‥ もう、里花さんの旦那様だけれど。
まことくんの背中をバンバン叩きながら、何かお喋りしている熊さんが不意にこっちを見たから、目が合って。恥ずかしくなって目をそらした。
今日何回デカ女って言ったかな?こいつ‥。
「 ‥‥ 私には紫乃って言う名前がちゃんとあるんだけど。」
‥ 私の呟きは届かないまま。
小柄でリスみたいな里花さんに続いて、チビ男‥。もとい、『マコト』くんが歩き、私もその後について行く。
「おっ、やっと来たな!まこと!」
「「紫乃ちゃーん!お疲れさま~ぁ!!」」
既にいい感じに酔っぱらっている皆に迎えられて。
「紫乃さぁ~ん、こっちこっち。」
にゃは~ん!と酔っぱらってい未希ちゃんが、手招きしているから、その隣に座った。
まずは、ビールでいい?っていう、里花さんの声にうん、と答えた。
‥そして。
里花さんの隣でどっしり腰を据えてニコニコしている彼の存在を意識する。
‥‥里花さんの旦那様の勲さん(いさお)こと、通称、熊さんの姿を目で追ってしまうのだ。
熊さんは、縦にも横にも大きくて。豪快で、太陽みたいに周りを暖かい気持ちにさせる素敵なひと。
ーー‥ もう、里花さんの旦那様だけれど。
まことくんの背中をバンバン叩きながら、何かお喋りしている熊さんが不意にこっちを見たから、目が合って。恥ずかしくなって目をそらした。