この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
アンバランスなsweet
第3章 秘密

私とまことくんのビールが届いた。
「全員揃ったし、もう一回乾杯といきますか!」
熊さんの音頭で、みんなグラスを掲げて。
「「お疲れさま~! カンパーイ‼」」
みんなで乾杯した。きっと今日何度目かの乾杯。
既に私達以外はいい感じに打ち解けて、和やかな雰囲気になっていた。
熊さんの、「全員揃ったし、改めて自己紹介!」と言う一言で、男性から順番に自己紹介していく。
みんな職業は熊さんと同じ消防士さんで。
熊さんの同期の谷口さん。後輩の片桐さん。
そして‥。
「松本 真(まつもと しん)です。今年からこの町に配属になりました。宜しく!」
ぶっきらぼうな彼の短い自己紹介が終わる。
‥? さっき里花さん、『まこと』って呼んでいたけれど‥。
隣の未希ちゃんが「可愛いくないですか~!女の子みたい。」って小声で囁く。
女の子みたいって多分‥、誉め言葉じゃないと思うな。
私は、人から口さがないことを悪気なく言われて来た人生なので、そう言う発言には敏感‥というか過敏で‥。
‥ 未稀ちゃんそれ聞こえちゃうよ?
そっと、真くんの方をチラッと見たら ー‥。
案の定、彼はこちらを睨んでいた。
「全員揃ったし、もう一回乾杯といきますか!」
熊さんの音頭で、みんなグラスを掲げて。
「「お疲れさま~! カンパーイ‼」」
みんなで乾杯した。きっと今日何度目かの乾杯。
既に私達以外はいい感じに打ち解けて、和やかな雰囲気になっていた。
熊さんの、「全員揃ったし、改めて自己紹介!」と言う一言で、男性から順番に自己紹介していく。
みんな職業は熊さんと同じ消防士さんで。
熊さんの同期の谷口さん。後輩の片桐さん。
そして‥。
「松本 真(まつもと しん)です。今年からこの町に配属になりました。宜しく!」
ぶっきらぼうな彼の短い自己紹介が終わる。
‥? さっき里花さん、『まこと』って呼んでいたけれど‥。
隣の未希ちゃんが「可愛いくないですか~!女の子みたい。」って小声で囁く。
女の子みたいって多分‥、誉め言葉じゃないと思うな。
私は、人から口さがないことを悪気なく言われて来た人生なので、そう言う発言には敏感‥というか過敏で‥。
‥ 未稀ちゃんそれ聞こえちゃうよ?
そっと、真くんの方をチラッと見たら ー‥。
案の定、彼はこちらを睨んでいた。

