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アンバランスなsweet
第14章 初めてのデート‥。

こんな風に、来て行く服のことで頭を悩ませる日が来る事が私の人生に訪れるなんて思っても見なかったのに‥。
いつもなら、こんな時、
アドバイスを求めるのは里奈ちゃんで。
今、里奈ちゃんは色々大変だし、
ストーカー騒ぎがおさまるまで、あんまり外出しない方が良いのかな。
そんな風に思って。
ううん。それも確かにあるけれど。
本当の理由は――‥。
――――――真くんのこと。
私は片桐さんがいて。里奈ちゃんには真くんがいる。
その事実。
気持ちの整理がまだついていない私。
きっと、里奈ちゃんのアドバイスを素直に聞くことができない。
‥それどころか、酷いことを言ってしまいそうで――。
真くんに対するこの気持ちにまだ名前をつけることが出来なくて。
里奈ちゃんを誘うことが出来なくて―‥。
ショッピングはお姉ちゃんに付き合って貰った。
「紫乃がデートに着ていく服をこうして買い物に行く日が来るなんて‥。
お姉ちゃんは幸せだわ。
あんたは可愛いんだから。自信を持って、ね。
可愛い私の妹さん。」
いつもラブラブな彼氏とのデートに忙がしいお姉ちゃんだったけど‥。
私のために時間、作ってくれて。
姉妹でキャーキャー言いながらのショッピングは凄く楽しかった。
いつもなら、こんな時、
アドバイスを求めるのは里奈ちゃんで。
今、里奈ちゃんは色々大変だし、
ストーカー騒ぎがおさまるまで、あんまり外出しない方が良いのかな。
そんな風に思って。
ううん。それも確かにあるけれど。
本当の理由は――‥。
――――――真くんのこと。
私は片桐さんがいて。里奈ちゃんには真くんがいる。
その事実。
気持ちの整理がまだついていない私。
きっと、里奈ちゃんのアドバイスを素直に聞くことができない。
‥それどころか、酷いことを言ってしまいそうで――。
真くんに対するこの気持ちにまだ名前をつけることが出来なくて。
里奈ちゃんを誘うことが出来なくて―‥。
ショッピングはお姉ちゃんに付き合って貰った。
「紫乃がデートに着ていく服をこうして買い物に行く日が来るなんて‥。
お姉ちゃんは幸せだわ。
あんたは可愛いんだから。自信を持って、ね。
可愛い私の妹さん。」
いつもラブラブな彼氏とのデートに忙がしいお姉ちゃんだったけど‥。
私のために時間、作ってくれて。
姉妹でキャーキャー言いながらのショッピングは凄く楽しかった。

