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アンバランスなsweet
第14章 初めてのデート‥。

その姿は私が知っている片桐さんとは違う、片桐さんで。
その微笑み、眼差しはいつも私にくれるような、優しい物とは違う―――。
どこか遠くを見ているそんな気がして。
でも、――可愛いよ。
そう言ってくれたんだし。
良かった‥気に入ってもらえたんだ。
自分ではあまり自信が無くて。
‥なんかしっくり来ていなかった髪型だけれど。
――――間違ってなかったんだ。
片桐さんの言葉に安心感を貰って。
ほっとしたんだ。
初めてのデートは楽しかった。
最初は凄く緊張して。
いつもは楽しくメールや電話で会話している筈なのに、全然言葉が出てこなくて。
名前で呼べ‥。なんて恥ずかしいこと言われるし。
「初心者なんだから、あんまりレベル上げないで下さい」
「今までがゆっくりだったんだから、紫乃はもう少し急いでもいいぐらいだよ。」
だんだん、そんな軽口も言えるようになって。
新しく出来たショッピングモールで、
手を繋ぎなからウィンドウショッピングをして。
その微笑み、眼差しはいつも私にくれるような、優しい物とは違う―――。
どこか遠くを見ているそんな気がして。
でも、――可愛いよ。
そう言ってくれたんだし。
良かった‥気に入ってもらえたんだ。
自分ではあまり自信が無くて。
‥なんかしっくり来ていなかった髪型だけれど。
――――間違ってなかったんだ。
片桐さんの言葉に安心感を貰って。
ほっとしたんだ。
初めてのデートは楽しかった。
最初は凄く緊張して。
いつもは楽しくメールや電話で会話している筈なのに、全然言葉が出てこなくて。
名前で呼べ‥。なんて恥ずかしいこと言われるし。
「初心者なんだから、あんまりレベル上げないで下さい」
「今までがゆっくりだったんだから、紫乃はもう少し急いでもいいぐらいだよ。」
だんだん、そんな軽口も言えるようになって。
新しく出来たショッピングモールで、
手を繋ぎなからウィンドウショッピングをして。

