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アンバランスなsweet
第3章 秘密

「おい、デカ女」
私はトイレに行くために席を立って。
先客がいて直ぐには使用できなくて、近くで待っていた時だった。
真くんの声がして。思わず声の方に振り向いた。
つかつかと彼は私に近寄ってきて。その勢いに思わず後ずさる。
壁際に追い詰められて。壁にドン‼と手を付かれて。下から射すくめられる様な瞳で睨まれて。
「お前、熊さんのこと、好きだろ。」
ーー‥ 何で?
「なんだよ、その格好。真っ黒なカラスみたいな格好で。熊さんの気‥、引きたいんだろ?お前、態度がアリアリなんだよ。」
ーー‥ そんなこと!
今日が初対面で。人のことデカ女呼ばわりして。
私の秘密を勝手に暴いて。
なんでこんなこと言われなきゃならないの?
気を引きたい訳じゃないのに。
私のこと何も知らないじゃない。
デカ女じゃないもの。名前あるし。
真くんの迫力に蹴落とされて。思わず顔を背けて。
その場から逃げたしたいのに。
「トイレ空いた‥、よ?」
沈黙を破るように、トイレから出てきた里花さんから声を、掛けられて ー‥。
私と真くんはその場で固まってしまった。
私はトイレに行くために席を立って。
先客がいて直ぐには使用できなくて、近くで待っていた時だった。
真くんの声がして。思わず声の方に振り向いた。
つかつかと彼は私に近寄ってきて。その勢いに思わず後ずさる。
壁際に追い詰められて。壁にドン‼と手を付かれて。下から射すくめられる様な瞳で睨まれて。
「お前、熊さんのこと、好きだろ。」
ーー‥ 何で?
「なんだよ、その格好。真っ黒なカラスみたいな格好で。熊さんの気‥、引きたいんだろ?お前、態度がアリアリなんだよ。」
ーー‥ そんなこと!
今日が初対面で。人のことデカ女呼ばわりして。
私の秘密を勝手に暴いて。
なんでこんなこと言われなきゃならないの?
気を引きたい訳じゃないのに。
私のこと何も知らないじゃない。
デカ女じゃないもの。名前あるし。
真くんの迫力に蹴落とされて。思わず顔を背けて。
その場から逃げたしたいのに。
「トイレ空いた‥、よ?」
沈黙を破るように、トイレから出てきた里花さんから声を、掛けられて ー‥。
私と真くんはその場で固まってしまった。

