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アンバランスなsweet
第4章 正反対な女の子

その日の業務も筒がなく終えようとしていた。
朝から里奈ちゃんが採用になったか否かが気になって仕方がなかった。
そうだ!里花さんなら解るかも!
熊さんと結婚して、実家を出てしまっている里花さん。
ラブラブでいつ遊びに行ってもお家がいい香りがして、愛らしい里花さんの作る紅茶のシフォンケーキは絶品で。熊さんは涎が出るほど素敵だけれど‥。って、ダメダメ思考がおかしな方向へ流れてきた。
里花さんと里奈ちゃんは仲良し姉妹だし。
きっと解るはず!
そう思って。
「処方箋の直しを届けに、薬局に行ってきます!」
私はそう言って事務室から薬局へ向かって駆け出した。
****
ひゅるるる~!
(寒っい~!)
今日は天気が良くなくて、外は吹雪。
気温が低くて風が強いから。細かな雪が強風に煽られ外の視界も悪かった。
まだ一月の下旬だから、北国のこの地方は真冬の真っ最中で。
目と鼻の先にある薬局に走る。
「里花さん~!」
息を切らして薬局の風除室の戸を開けて。
体にまとわりついた雪を払い、薬局の中に入る。
朝から里奈ちゃんが採用になったか否かが気になって仕方がなかった。
そうだ!里花さんなら解るかも!
熊さんと結婚して、実家を出てしまっている里花さん。
ラブラブでいつ遊びに行ってもお家がいい香りがして、愛らしい里花さんの作る紅茶のシフォンケーキは絶品で。熊さんは涎が出るほど素敵だけれど‥。って、ダメダメ思考がおかしな方向へ流れてきた。
里花さんと里奈ちゃんは仲良し姉妹だし。
きっと解るはず!
そう思って。
「処方箋の直しを届けに、薬局に行ってきます!」
私はそう言って事務室から薬局へ向かって駆け出した。
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ひゅるるる~!
(寒っい~!)
今日は天気が良くなくて、外は吹雪。
気温が低くて風が強いから。細かな雪が強風に煽られ外の視界も悪かった。
まだ一月の下旬だから、北国のこの地方は真冬の真っ最中で。
目と鼻の先にある薬局に走る。
「里花さん~!」
息を切らして薬局の風除室の戸を開けて。
体にまとわりついた雪を払い、薬局の中に入る。

