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アンバランスなsweet
第6章 戸惑う気持ち
集合場所は里花さんの家の近くの大型スーパーの駐車場。
私の家からも歩いて10分のその場所へ、
いくぶん前向きな気持ちになって向かったのだ。
*****
男性陣は先日の飲み会のメンバーだった。
(初めましてのヒトがいないみたいで良かった。)
改めての自己紹介も要らないし、この前よりはいくらか、緊張も少なかった。
「うーっす。ノッポちゃん!」
「おはようございます。」
「あっ、先日の大きいコ!おはよう~‼よろしく!」
「おはようございます。」
続々と集まって来て、朝の挨拶をかわす。
悪気は無くて、いい人ばかりな熊さんのお仲間さん。
でもー‥。
私はこの身長のお陰で目立つから、昔から嫌でも人に覚えが良いのです‥。
印象には残るんだけれど、
引っ込み思案な性格が災いして、
いつも‥、名前をなかなか覚えて貰えない。
今日で会うの2回目な訳だし‥。
私の自己紹介はいつも最悪で。
きちんと覚えてくれるヒトなんてこの人生、片手で数えられるくらいだもの。仕方無い。
‥馴れっこなんです。
馴れっことはいえ、寂しい気持ちは止められない。
でも、笑顔でそれをごまかしたその時ーー。
私の家からも歩いて10分のその場所へ、
いくぶん前向きな気持ちになって向かったのだ。
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男性陣は先日の飲み会のメンバーだった。
(初めましてのヒトがいないみたいで良かった。)
改めての自己紹介も要らないし、この前よりはいくらか、緊張も少なかった。
「うーっす。ノッポちゃん!」
「おはようございます。」
「あっ、先日の大きいコ!おはよう~‼よろしく!」
「おはようございます。」
続々と集まって来て、朝の挨拶をかわす。
悪気は無くて、いい人ばかりな熊さんのお仲間さん。
でもー‥。
私はこの身長のお陰で目立つから、昔から嫌でも人に覚えが良いのです‥。
印象には残るんだけれど、
引っ込み思案な性格が災いして、
いつも‥、名前をなかなか覚えて貰えない。
今日で会うの2回目な訳だし‥。
私の自己紹介はいつも最悪で。
きちんと覚えてくれるヒトなんてこの人生、片手で数えられるくらいだもの。仕方無い。
‥馴れっこなんです。
馴れっことはいえ、寂しい気持ちは止められない。
でも、笑顔でそれをごまかしたその時ーー。