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アンバランスなsweet
第6章 戸惑う気持ち
里花さんと熊さん。
里奈ちゃんと私。
未希ちゃんと谷口さん。
真くんと片桐さん。


総勢8名の大所帯。
人数も集まりだして来た。



「おはよう!‥紫乃ちゃん、顔‥赤いよ?調子悪い?」



里花さんが側に来て。朝の挨拶とともに心配されてしまった。

ぶんぶん首を振り、具合が悪くないことを伝えている最中‥、



「紫乃さーん!里花さーん!おはようございまーす。」


未稀ちゃんが息を切らしながら走って来た。
ちょっと時間に遅れてしまったと、焦った姿が、可愛らしい。



「「おはよー」」


「大丈夫だよー、未希ちゃん!みんな今さっき来たばかりだし。」

里花さんが未希ちゃんに、話しかける。



人数確認していた熊さんの大きな声。


「全員集合したなー!
取り敢えず写真撮ろーぜ!」


その掛け声で一ヶ所に集まった私達。



写真はだいたい小柄な人が前に、大きな人が後ろに。
そんな風に並ぶのが普通だし、構図的にバランスも良い。


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