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アンバランスなsweet
第6章 戸惑う気持ち

男性陣の協議の結果、熊さんと、真くんが車を出してくれる事に決まった様だ。
二人は自分の車に、みんなの荷物を積み込んで行く。
その手際の良さに頼もしさを感じた。
荷物があるから車一台で全員動くのは難しくて、4人ずつに別れて車二台での出発することになった。
「里奈さん、そのニット帽可愛い!どこで買いました~?」
「紫乃さんが編んでくれたの!素敵でしょー」
里奈ちゃんと未稀ちゃんが楽しいそうにクスクスとお喋りしている。
私も里花さんとお喋りしようかな?と、熊さんの車の方に向かうことにする。
スキーの道具はレンタルの予定だから、私の荷物は温泉の道具が入ったバックのみで身軽なもので。
地面に置いてあったバックのヒモを肩にかけようとした、その時、
「あっ、私の荷物‥。」
後ろから荷物をヒョイと奪われた。
もしやと思いながら振り向けば‥。
そこには、不機嫌な顔をした真くんがいて。
「紫乃はコッチ!」
突然のことに何も言えないでいた私の腕を強引に掴んで、真くんの車の助手席に押し込まれた。
(なんで、真くんが決めちゃうの?)
二人は自分の車に、みんなの荷物を積み込んで行く。
その手際の良さに頼もしさを感じた。
荷物があるから車一台で全員動くのは難しくて、4人ずつに別れて車二台での出発することになった。
「里奈さん、そのニット帽可愛い!どこで買いました~?」
「紫乃さんが編んでくれたの!素敵でしょー」
里奈ちゃんと未稀ちゃんが楽しいそうにクスクスとお喋りしている。
私も里花さんとお喋りしようかな?と、熊さんの車の方に向かうことにする。
スキーの道具はレンタルの予定だから、私の荷物は温泉の道具が入ったバックのみで身軽なもので。
地面に置いてあったバックのヒモを肩にかけようとした、その時、
「あっ、私の荷物‥。」
後ろから荷物をヒョイと奪われた。
もしやと思いながら振り向けば‥。
そこには、不機嫌な顔をした真くんがいて。
「紫乃はコッチ!」
突然のことに何も言えないでいた私の腕を強引に掴んで、真くんの車の助手席に押し込まれた。
(なんで、真くんが決めちゃうの?)

