この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
アンバランスなsweet
第6章 戸惑う気持ち

ゆっくり心を落ち着かせて、窓を開けてもいい?って聞こうと運転している真くんの方にそっと視線を投げかけた、その時‥。
「紫乃は自分のこと嫌いなのか?」
いきなり真くんに質問された。
一瞬私の動きが止まる。
落ち着いてきた体が軽く悲鳴を上げ始めている。
その質問の答えは‥、多分yes。
でも、素直に答えられない私がいて。
体との具合と連動して、心が捕らわれていく。
真くんは私の気持ちのデリケートな場所を、良くも悪くも揺さぶるのだ。
ーー なんでそんなこと聞くの?
私の心の柔らかな場所にどんどん真くんが入り込んで来る。
どんどんムカムカが酷くなり、泣きそうな私は、
その質問に答えられず‥、うつ向いた顔を上げられないでいて。
ーーそれなのに。
「ごめん。そんな深刻になるとは思わなかった。機嫌直して?」
軽くそんなことを言う。
「紫乃は自分のこと嫌いなのか?」
いきなり真くんに質問された。
一瞬私の動きが止まる。
落ち着いてきた体が軽く悲鳴を上げ始めている。
その質問の答えは‥、多分yes。
でも、素直に答えられない私がいて。
体との具合と連動して、心が捕らわれていく。
真くんは私の気持ちのデリケートな場所を、良くも悪くも揺さぶるのだ。
ーー なんでそんなこと聞くの?
私の心の柔らかな場所にどんどん真くんが入り込んで来る。
どんどんムカムカが酷くなり、泣きそうな私は、
その質問に答えられず‥、うつ向いた顔を上げられないでいて。
ーーそれなのに。
「ごめん。そんな深刻になるとは思わなかった。機嫌直して?」
軽くそんなことを言う。

