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アンバランスなsweet
第7章 思惑の裏側で
『熊さんが気にしている女の子がいるの。』




里花さんからのその発言に俺は言葉を失う。

(‥熊さん。)




熊さんと里花さん仲良し夫婦ー‥だが、熊さんにはあまり宜しくない癖がある。




「無差別な優しさと女癖の悪さ」




里花さんのことが大好きな熊さん。
一番大事な女は里花さんだ。
それは間違い無いところなんだが‥。



でも、あの人‥ほっとけない様な生き物をみると男女構わす優しい手を差しのべるんだ。



横断歩道で戸惑うお年寄りや、迷子のこども。捨て猫や捨て犬。友達の借金の肩代わりと、切りがないくらいで。




そういう面倒見のよさやマメさは、この職業にはある程度必要だし、熊さんの悪いところと言うよりはむしろ良いところなんじゃないかと思う。



さすがに借金のことは里花さんには内緒だったが。

(サラ金への返済は凄く大変だった様で、総額600万は良く返済したな、と思う。まったく。)



あの大きな体で捨てられた子犬とか手にかかえていたらギャップ萌えだって、絶対。



真っ直ぐで豪快で涙脆くて。




ーー俺が女だったら多分好きになるだろうな。






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