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アンバランスなsweet
第8章 ドキドキのスキー‥
出発してから3時間半程で、県内屈指のスキーリゾートに到着した。
「あっ、来た来た!まことく~ん!」
里花さんが駐車場で手を振っている。
私はあれから眠ってしまって‥、記憶に無いんだけれど、私達のグループは道の駅に寄って休憩を取ったみたい。
なので20分程熊さん達からは遅れての到着だった。
「スミマセン‥。私のせいで遅れてしまって‥、迷惑を‥。」
「もう気持ち悪くない?」
大きな目をクリンとさせて、里花さんが下から私の顔を覗き込む。
「へっ平気です。すっかり良くなりました!」
「紫乃ちゃん‥、気にしないでな。今日は楽しもう!」
私がみんなに謝ろうと頭を下げたら、熊さんがニコニコした顔で、私の背中をポンポンしてくれて。
いっぱい迷惑かけたのに‥。
誰ひとり私のことを避難しない熊さん達のお仲間さんに胸がいっぱいになって。
うるっと来ていたら、
「おいっ、道具一式借りにいくぞ!ボケッとすんなよな。」
真くんの、声が後ろから響いて。
相変わらず口が悪いけど‥、真くんの凄く優しい所を知ってしまったから。
「うん。」
素直に返事をすることが出来てー‥。
ウエアとスキーの一式をレンタルする為に真くんの後について行った。
「あっ、来た来た!まことく~ん!」
里花さんが駐車場で手を振っている。
私はあれから眠ってしまって‥、記憶に無いんだけれど、私達のグループは道の駅に寄って休憩を取ったみたい。
なので20分程熊さん達からは遅れての到着だった。
「スミマセン‥。私のせいで遅れてしまって‥、迷惑を‥。」
「もう気持ち悪くない?」
大きな目をクリンとさせて、里花さんが下から私の顔を覗き込む。
「へっ平気です。すっかり良くなりました!」
「紫乃ちゃん‥、気にしないでな。今日は楽しもう!」
私がみんなに謝ろうと頭を下げたら、熊さんがニコニコした顔で、私の背中をポンポンしてくれて。
いっぱい迷惑かけたのに‥。
誰ひとり私のことを避難しない熊さん達のお仲間さんに胸がいっぱいになって。
うるっと来ていたら、
「おいっ、道具一式借りにいくぞ!ボケッとすんなよな。」
真くんの、声が後ろから響いて。
相変わらず口が悪いけど‥、真くんの凄く優しい所を知ってしまったから。
「うん。」
素直に返事をすることが出来てー‥。
ウエアとスキーの一式をレンタルする為に真くんの後について行った。