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アンバランスなsweet
第8章 ドキドキのスキー‥

未稀ちゃんは私が居なくても谷口さんと仲良く出来てるし。
来ない方がみんなの気分が楽しいままだったんじゃないじゃないかな。
「じゃあ、義兄さん!片桐さん!私と紫乃さんのお世話よろしく頼みます~!
紫乃さん、下手くそコンビだけど楽しみましょうね!」
里奈ちゃんの明るい言葉に救われて。
でも‥。この選択を後で後悔することになるなんて私はこの時は知らなかったのですー‥。
*****
下手くそコンビなんて言う割りに、里奈ちゃんは何とか滑ることが出来て。片桐さんとリフトにチャレンジしに行ってしまった。
(いいなぁ!里奈ちゃん‥。)
私は熊さんにワンツーマンで指導を受ける羽目になってしまった。
熊さんは終始優しくて。
久しぶりに慣れないスキーで苦戦する私の背後を抱える様にして‥。
「ボーゲン出来ないと、リフトには乗せられないから。
ハの字に足を開いて。」
「はっはい!」
おかしいな、ボーゲンぐらいは出来た筈なんだけど‥。
すぐ後ろから抱えられてる体勢は、熊さんが私の体に密着していて‥とても近い。
来ない方がみんなの気分が楽しいままだったんじゃないじゃないかな。
「じゃあ、義兄さん!片桐さん!私と紫乃さんのお世話よろしく頼みます~!
紫乃さん、下手くそコンビだけど楽しみましょうね!」
里奈ちゃんの明るい言葉に救われて。
でも‥。この選択を後で後悔することになるなんて私はこの時は知らなかったのですー‥。
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下手くそコンビなんて言う割りに、里奈ちゃんは何とか滑ることが出来て。片桐さんとリフトにチャレンジしに行ってしまった。
(いいなぁ!里奈ちゃん‥。)
私は熊さんにワンツーマンで指導を受ける羽目になってしまった。
熊さんは終始優しくて。
久しぶりに慣れないスキーで苦戦する私の背後を抱える様にして‥。
「ボーゲン出来ないと、リフトには乗せられないから。
ハの字に足を開いて。」
「はっはい!」
おかしいな、ボーゲンぐらいは出来た筈なんだけど‥。
すぐ後ろから抱えられてる体勢は、熊さんが私の体に密着していて‥とても近い。

