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アンバランスなsweet
第8章 ドキドキのスキー‥

熊さんと一緒にリフトの順番に並ぶ。
「上手く乗れるかな‥。流れに乗れなかったらどうしよう‥」
久しぶりのリフトに少しだけ緊張してしまい、体が上手く動かない。
右足と右手が一緒に動いてしまう‥的な。
「‥ふふ。大丈夫だ。紫乃ちゃん。
ほら、あんな小さい子だって乗れてる。俺がついてるから頑張れ。」
「‥はい」
相変わらず熊さんと私の距離は近くて。
熊さんが一緒だとスキー‥出来そうな気持ちになって安心する。
リフトに乗っても大丈夫と熊さんからお許しが出るまでは結構悲惨だった。
重心を前に‥って言うのを意識し過ぎて前のめりになったり、
ゆるゆると動きだしたら腰が退けてしまい、後ろにペタンと尻餅をついたり。
幼稚園児に笑われたり、頑張れーって励まされたり、もう!穴があったら入りたいっていうか、穴掘りたいくらいな気持ちで。
でも!
あんなにいっぱい頑張ったんだし。
きっと、楽しく滑り降りることが出来るはず。
たくさん転んだ私は明日は体じゅうアザだらけなのは間違いない。
夢中になって頑張ったその時間は‥私に少しだけ自信をくれた。
「上手く乗れるかな‥。流れに乗れなかったらどうしよう‥」
久しぶりのリフトに少しだけ緊張してしまい、体が上手く動かない。
右足と右手が一緒に動いてしまう‥的な。
「‥ふふ。大丈夫だ。紫乃ちゃん。
ほら、あんな小さい子だって乗れてる。俺がついてるから頑張れ。」
「‥はい」
相変わらず熊さんと私の距離は近くて。
熊さんが一緒だとスキー‥出来そうな気持ちになって安心する。
リフトに乗っても大丈夫と熊さんからお許しが出るまでは結構悲惨だった。
重心を前に‥って言うのを意識し過ぎて前のめりになったり、
ゆるゆると動きだしたら腰が退けてしまい、後ろにペタンと尻餅をついたり。
幼稚園児に笑われたり、頑張れーって励まされたり、もう!穴があったら入りたいっていうか、穴掘りたいくらいな気持ちで。
でも!
あんなにいっぱい頑張ったんだし。
きっと、楽しく滑り降りることが出来るはず。
たくさん転んだ私は明日は体じゅうアザだらけなのは間違いない。
夢中になって頑張ったその時間は‥私に少しだけ自信をくれた。

