この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
アンバランスなsweet
第9章 本音と建前と自分の気持ちと

そう言ってヒラヒラと手を振りながら去って行くみんなにとり残され、一人脱衣所でため息をつく。
――俺が想像したのは、アイツの‥。
鼻の奥がむず痒くなって来て。
鼻から口の方にかけて、鉄臭い味がする。
想像して鼻血が出るならそれこそ中二レベルだろ‥俺!
着替えてが済んだ俺は、みんなが待つ休憩所に急いだ。
「まことちゃん、大丈夫?」
休憩所に遅れて顔を出した俺に対し、
里花さんが心配そうな俺の顔で覗き込んで来た。
未稀ちゃんや里奈ちゃんも心配したと声を描けてくれる。
「ご心配をお掛けしました。」
俺はぺこりと頭を下げると、
休憩所のソファーに腰掛け、熊さんから貰ったスポーツ飲料をごくごく飲んだ。
少し脱水を起こしていたみたいで、水分が躯に染み渡る。
「やっぱり真さんは男のひとですねぇ‥。」
里奈ちゃんが俺の首の辺りをみつめているからちょっとドキっとして。
「美人だから、佇んでると一瞬女の人みたいなのに‥、ドリンク飲んでる時の喉仏がね。」
――俺が想像したのは、アイツの‥。
鼻の奥がむず痒くなって来て。
鼻から口の方にかけて、鉄臭い味がする。
想像して鼻血が出るならそれこそ中二レベルだろ‥俺!
着替えてが済んだ俺は、みんなが待つ休憩所に急いだ。
「まことちゃん、大丈夫?」
休憩所に遅れて顔を出した俺に対し、
里花さんが心配そうな俺の顔で覗き込んで来た。
未稀ちゃんや里奈ちゃんも心配したと声を描けてくれる。
「ご心配をお掛けしました。」
俺はぺこりと頭を下げると、
休憩所のソファーに腰掛け、熊さんから貰ったスポーツ飲料をごくごく飲んだ。
少し脱水を起こしていたみたいで、水分が躯に染み渡る。
「やっぱり真さんは男のひとですねぇ‥。」
里奈ちゃんが俺の首の辺りをみつめているからちょっとドキっとして。
「美人だから、佇んでると一瞬女の人みたいなのに‥、ドリンク飲んでる時の喉仏がね。」

