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アンバランスなsweet
第10章 ひらきはじめた蕾

「俺、熊さん見たいに紫乃ちゃんより大きく無いけど‥。同じ目線だ。紫乃ちゃんが泣きたい時はこうして抱いてあげられる。
まことよりいっぱい君のこと笑わせてあげるよ。
‥ゆっくり互いのことを知ればいいから。」
片桐さんに抱きすくめられ、よしよしと頭を優しくポンポンされて。
今まで告白されたことなんてなかった。
私の身長は大きすぎて男の人に見向きもされなかったし。
私も自分を隠すのに精一杯だったから。
「返事は今すぐじゃ無くても構わない。
‥でも、できれば俺は早めがイイ。」
片桐さんが私から離れたその時――。
「熊さんの次は片桐さん?紫乃は本当に誰でもいいんだな!」
――――真くんの声がフロアに響いた。
まことよりいっぱい君のこと笑わせてあげるよ。
‥ゆっくり互いのことを知ればいいから。」
片桐さんに抱きすくめられ、よしよしと頭を優しくポンポンされて。
今まで告白されたことなんてなかった。
私の身長は大きすぎて男の人に見向きもされなかったし。
私も自分を隠すのに精一杯だったから。
「返事は今すぐじゃ無くても構わない。
‥でも、できれば俺は早めがイイ。」
片桐さんが私から離れたその時――。
「熊さんの次は片桐さん?紫乃は本当に誰でもいいんだな!」
――――真くんの声がフロアに響いた。

