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堕女の鬼
第2章 見られていた日常



私はなぜ車に彼を乗せたのだろうか…


今思えば…
私は期待したのかもしれない



これから始まる何かを…




私は助手席に座る男を見た


確かにコンビニで数回みかけた
あの男…


私は運転席に座り…
大きくため息をついた




  なんなの?あなたは…




男は腕組みをしたまま言った





  あんたを気にいって


  探してた…



  今日すごい偶然で
  とまらなかったわ!




呆れた言葉を平然とゆう




   私は既婚者です!





男を見てハッキリ言い切った


男はすぐに私を見て
落胆したように言った





  え!結婚してるのか…



  俺が欲しかったのに…



  …ところで何歳?



私の意図する方向を無視して
話を続けてきた


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