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堕女の鬼
第2章 見られていた日常

俺は25!
もうオッサンだけどな…
驚きはしなかった…
顔を近くで見た時に
羨ましいまでの若い肌が目に飛び込んだ…
そして自分の現実に嘆きさえ
覚えた
42才!
あなたがオッサンなら
私はオバアチャンだね!
話は終わり!
帰りたいから降りて!
そう言い放ってハンドルを握ると男は私の手をギュッと握り…
見えないね…
30くらいかと思った
ここ狭いな…
後ろ行こう!
そうゆうと
車のキーを抜き取り
助手席を降りて
運転席の私を無理矢理降ろし
手を引いて後部席に
私を放りこんだ
なんなの!本当に!
少し腹がたち男を睨んだ
俺はタカオ!
タカオでいいから!
あんた名前は?
穏やかに言いながら
後部座席を倒し
私を後ろから羽交い締めにした
ちゃんと話を聞かないなら
帰らさないから…
本気だから…
そう言いながら
私の首筋に頬をよせてきた

