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ブラックチョコレート
第2章 決戦までの準備
「あの、お姉さん・・・」
思いついた物をお姉さんに売っているか聞いてみた。
お姉さんはニッコリ笑って、その売り場に案内してくれた。
「ありがとうございました。またお越し下さい」
「こちらこそありがとうございました!」
お姉さんに見送られてエスカレーターに乗ると、
デパートの他のフロアで買い物をしてから一度自宅に帰った。
バレンタインの荷物を持って、星弥くんの部屋には行けない。
せっかくのサプライズが、バレてしまうかもしれない!
ダイニングではパパとママがお昼ごはんを食べていた。
「あれ、紅里帰ってきたの?」
「荷物置きに来ただけ」
「ラーメンならすぐに作ってあげるわよ」
「食べるー!」
ラッキー!
自分でお昼作らなくても済んだ!