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ブラックチョコレート
第2章 決戦までの準備



「紅里っ!?どうした!?」

「ケーキ・・・うまくいかなかったぁ・・・」


確かに甘さ控えめに作ったよ、
ブラックチョコレートを使って。

でも、それ以上にブラックな、
苦そうなケーキが出来上がってしまった。


「ケーキ、作ってくれてたの?」

「・・・うん」

「ありがと、その気持ちだけで嬉しいよ」

「でも・・・」


これじゃあげられない。

星弥くんは、わたしが作ったものが食べたいって言ってたのに・・・


「チョコ余ってる?」

「うん・・・ちょっとだけ」

「じゃあそれ、持っておいで?」

「うん・・・」


しょんぼりしたままコートを着て、
星弥くんに渡すプレゼントを持った。


余ったブラックチョコレートをバッグに入れて、外に出た。


もう遅い時間だからと言って、
うちの近くの公園まで星弥くんが迎えに来てくれた。



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