この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ブラックチョコレート
第4章 旅行に行こう



「紅里・・・?」

「ん?」


小さな声でわたしを呼ぶ。

わたしは視線をステンドグラスに残したまま返事をした。


すると星弥くんがわたしに近付く気配がして

「結婚式は、こういう教会がいいの?」

と耳元で囁いた。


「えぇぇっ!?」

ビックリして星弥くんの方を向くと

「紅里うるさい!静かにして!」

と言って笑う。


星弥くんのせいでしょ!

星弥くんはクスクスと笑うと、また顔を近づけてきて

「まぁ、そん時はうちの店で
 ウェディングケーキ作ってやるよ」

と言っておでこに軽いキスをしてきた。


わたしは顔が熱くなるのを感じて、
キスされたおでこを左手で押さえると
右手で星弥くんの手を握った。


「お、お願い・・・します」

と小さな声で答えると、
繋いだ手をぎゅっと握り返されて

「こちらこそ・・・」

と小さな声で星弥くんが言った。



/68ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ