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ブラックチョコレート
第4章 旅行に行こう
しばらくすると
「冷めないうちに食べよう?」と
星弥くんがわたしを呼びに来てくれた。
部屋の中に入ると、テーブルの上には
2人分の懐石料理が並んでいた。
ステーキに、新鮮なお刺身、釜飯に煮物など
小鉢もいっぱいあって、デザートまで並んでいた。
「いただきます!」
「いただきまーす」
星弥くんは食べ始めると、
これは日本酒が飲みたいとか言って
電話で日本酒を頼んでいた。
少しだけその日本酒をもらうと、
呑み慣れないからか少し酔いが回ってしまった。
先にデザートまで食べ終わると、
ふわふわとした体で立ち上がりバルコニーに出る。
ソファーに脱いだ服を落としていく。
すぐに全裸になると、露天風呂に入った。
綺麗な星空を見ながら入る露天風呂は最高で
部屋の中に居る星弥くんをチラリと見た。