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ブラックチョコレート
第4章 旅行に行こう



今度はわたしをベッドに寝かせると
自分のバスローブを脱ぎ、わたしのも脱がせてくれた。

足の間に星弥くんの手が伸びてきたと思ったら
割れ目を指でなぞられて、そこがもう濡れていることがバレてしまう。

「あっ・・・」

「なにこれ?もうこんなに濡れてるの?」

クスクスと笑いながら指がそこを往復すると
溢れ出てきた蜜を指で掬った。

「とろっとろ・・・
 これじゃフォンダンショコラじゃん」

「なんか、その言い方嫌っ・・・」

お菓子を作るお仕事をしているくせに
そんなこと言う!?

自分で言ってて恥ずかしくないのかな・・・

「だってほら、中からこんなに溢れてくるから」

指を少しだけ中に入れられて、
また蜜を掬い上げる。

星弥くんのほうを見ると、その指を
わたしに見せ付けるように舐めた。

「あっまい・・・」

そう言って妖艶に笑う。




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