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煮詰めたシチュー
第5章 雑記 恋がつくるモノ
溜息をつく私に店員さんは
『自然なことです。病気じゃありませんから、落ち込まれること無いですよ』
とヘラヘラ声をかけてくれました。その店員さんは若い方です。
¨若造に俺の気持ちが判るか!¨と、大声で一喝するのはやめて、『じゃ、これでお願いしまぁす』と微笑を頬に貼りつけました。
お店でやさぐれても仕方ありません。
福山雅治氏がドラマで使ったらしいツーポイントふち無しというスタイルに仕上げてもらうことになりました。
数日後仕上がった福山老眼鏡をかけてみますと、なかなかにクオリティの高いメガネで、これがしっくりと馴染みます。
土台のクオリティはさて置き、福山気分で『あんちゃぁん』などと鏡の前で遊んでみたりします。