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煮詰めたシチュー
第6章 雑記 夢の、また夢

激辛ラーメンを食べて美味いと感じる人もいれば、痛みしか感じない人がいるのと同じで、食であれ性であれ嗜好の違いからくる反応差があるのは当然です。それは差異です。
¨差異¨はあくまで¨感覚の隔たり¨であって、そこにあてられる物差しの目盛りは人それぞれ違うものです。
本来それが批判や攻撃の対象になるものではありません。
ところが、哀しいかな人は¨差異¨という曖昧で感覚的なものに¨基準¨というくさびを打ち込み、明確な線を引いてしまいます。¨差別¨です。

