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煮詰めたシチュー
第6章 雑記 夢の、また夢

何でもかんでもカテゴライズして規格化すると社会的には便利なのですが、数の原理に帰結して少数の集団は冷遇されます。
それだけならまだしも、少数派に対し誠実さを欠いた干渉をしたりします。からかったりバカにしたりするわけです。
自分達と違う、変だ、まともじゃない、キモい、と自分はまともであるという根拠のない言い分を楯に、自分と差異のある少数派を社会の隅に追いやって、多数派であることに安心し胸を張るのです。
たまにこういう人を見かけますが、あまりいい気分はしません。

