この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
煮詰めたシチュー
第1章 雑記 恋とゆで卵
   
湯気をたてたおでんが来ました。
澄んだつゆの中に好物の玉子を見つけ、箸をやるもののツルンとした白身に箸が滑り、どうにもうまく挟めない。
もたつく私をよそにチアキは箸で玉子を突き刺しました。

『こうすればいいんですよ』

『そう、そんな感じなんだよ』

『玉子ですか?』

『結婚な、そんな感じ。
 突き刺して止めるんだよ。
 でないと食えないだろ。
 食えなきゃ意味無い』

『ゆでたまごですか?』

『夢無いか、はは』

玉子に箸を起てたとき、ふいに妻を思い出してしまいました。

----(アイツは俺といて幸せなんだろうか。)

帰ったら妻に聞いてみたくなりました。


   
/303ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ